ダニー千葉 おすすめの店

  私が日頃お世話になっております、いろいなお店をご紹介していきます。“お世話になっている”ということは、私なりに “お気に入り”の理由(わけ)があるのですが…。

 その理由とは「歴史あり」「ここは本物です」とか「かなり変わってるな」とか、広い意味で「いいセンス」などです。お楽しみに!

 

スープカリ店 アジャンタ(南区川沿)

 何を隠そう…愚息のお店です。

  約35年程前に日本で初めてスープカレーなるものを創作した店。そのアジャンタ本店(南22西7)で修業し、お墨付きを得て開店しました。何も足さない、何も引かない。いわば不動の味のクラシック・スープカレーです。

<南・定山渓経由の際には寄ってやってください。親バカ!>

  営業時間am11:30〜pm9:00  <年中無休>

  札幌市南区川沿11条2丁目2番17号

  (スーパーラッキー藻南店横手)※駐車はラッキーへ

☎(011)572-5557    店主/千葉 健太郎  090-2692-7009

 

 

 

カフェ&バー<宝島>

JR琴似駅近く)

 何がいいって??? う〜ん…そうですね、マスターの新谷(あらや)さんがとにかく優しい人、ということ。…う〜ん、隔てなく酔っぱらいの面倒を見てくれる?(限度ありますけどね)でしょうか。あとは…かつての仕事が旧広告代理店的思考脳(僕とは別会社でしたが)という共通点があるので、変な話し(話しの題材がちょいヘン)が合う、ということかしらね。琴似を活性させないとね!と、いつも気にしているマスターです。細長いゴム風船のプロ(&仲間)たちの拠点でもあります。あっそうだ、僕のカクテルの師匠でもあります。

■札幌市西区琴似1条1丁目<JR琴似駅から徒歩1分/

ラーメンてらさんの隣>☎(011)299-6535

 

SUNSET BAR HANG OUT

<ハング・アウト>(琴似栄町通り) 

 ある時、入口の風変わりで素敵なデザインの照明アンドン(左写真)に出くわしました。多分お洒落な若者たちが屯(たむ)ろしているのだろうと?年寄りとしてはちょいと気遅れしましたが、「えい!」と入ってみたのが、ここHANG OUTです。 

 僕の感はピタッと当たって、20〜30歳台の元気な男女が集まっている店です。SUNSET BARとコンセプトしているように、南国(島)の夕暮れっぽい照明演出が施され、アイボリーの塗壁にボーと柔らかい灯りがナカナカいい感じです。(写真/自分で作った一個300円の照明とのこと…自分の感性で作っちゃうところが、エライ!)

 みなさんが年寄りの話にも合わせてくれて、僕としては、いまの本当の若い人?と話できる機会はなかなかないので、貴重なお店です。

 あつし似のマスターと、明るい元気印の女性従業員(ボーダー)と、若者(イケメン)と、たまにデッカイ男もいます。

 彼&彼女たちの何気ない会話(言葉)も面白くて、現代若者事情を知る上で参考になったりもしてます。

 

●札幌市西区琴似1条1丁目6-13  <エリザベス宝石2F>                                                                      ☎(011)644-1000

●営業時間/10:00PM~5:00AM ●不定休

 

 

居酒屋・考

居酒屋さん!お世話になってます。

大・中・小とお店の規模はいろいろありますが、“オジサンが好きな…”というと、チェーン展開の大規模店ではなく、地域の下町商店街や駅前横町の、あえて木造で屋根や床が多少斜めってるくらいの、時間経過風味のある店ですよね。

 

僕にとって気分のよい、居酒屋の、必要条件を抽出してみます。

① まずは…当然!値段が安い。

② 安いが、料理はちゃんと作られている。 

③ メニューが豊富。加えて季節の旬の「何か」がある。

④ 焼きものの燃料はスミである。

⑤ 最低25年以上やってて、建物(外装)が古い。

 (大将もおばちゃんも古い)

⑥ そして⑤に共通するが、小上がり(畳座敷)も同じく古い。

⑦ ふたたび⑤に共通するが、インテリア・センス?

 なんて全然気にしてない。

⑧ 店も客も、どっちも人を気にしてなくて勝手に飲ってられる。

⑨ テレビがあって一人でも退屈しない。

⑩ ボトルを置いてくれる。

  随分わがまま言ってますが、ほぼこんな感じでしょうか。

 

 因に歌謡曲の名曲「居酒屋」(五木ひろし&木の実ナナ)

歌詞にこのようにあります。

    〜絵もない 花もない

     歌もない 贈る言葉も

     洒落もない

     そんな居酒屋で〜

     (作詞/阿久 悠 作曲/大野克夫)


 こんな条件を十分満たしてくれている琴似での、僕のお気に入りの居酒屋さんをご紹介しておきます。

 

 古里(琴似) 

 札幌市西区二十四軒4-6 ☎(011)641-9886

(琴似には、ひらかなの「ふる里」さんと、漢字の「古里」さんがありまして、2店とも良質なお店です。ここでは漢字の古里をご紹介しています。お間違いなく!)

 お店の場所は西区琴似。地下鉄琴似駅の札幌側の出口<ダイエー側ではなく>から国道5号線へ向かって(一方通行を西へ)200mほど歩きます。

 お店のサイズは炭焼きコンロをぐるりと囲むように、L字型カウンター(15名ほど)がメインですが、奥には畳部屋の小上がりがあり(6卓ほど)居酒屋の規模としては中規模店でしょう。

   とにかく30年以上もここで商売しいてるというお店ですから、 もちろん料理を含めて、上記の条件を120%満たしています。

インテリアなんぞには、全く気にせずカッコつけずに…

この「居酒屋一筋の精神」の雰囲気を写真で紹介しましょう。

▲上の写真は、畳小上がりの天井の蛍光灯なんです。で、蛍光灯器具を包むプラスチック製のカバーを全部はずしてます。蛍光管は一本点いてたり、二本だったり…このいい加減さが僕は好きです。カバーをそっくりハズしてる理由、解りますか?

 夏に、たぶん虫(蛾)がカバーの中に入らないように…でしょうね。(僕の推測ですが)

 

 ▲小上がりの、天井の木のハリに「炉ばた焼」と掘られています。 

 

▲畳敷きの旧い店には和風お座敷演出のための、掛け軸などを飾っておく床の間がありますよね。そこに無造作に“タヌキの焼き物”とか、“トーテムポール”とか、生け花に使うような“竹筒(のみ)”が、飾ってあるようでもなく…置いてあります。

いいな〜このいい加減さ。

▼なぜか唐突に、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のポスターが?色あせ脂ぎって、めくれた感じで貼ってあるんですよね。「いつ頃、誰が貼ったんですか?」って、つい聞いてみたくなるような雰囲気を、このポスターは語りかけています。  

           右写真/季節の一品が必ず用意されています

 

 

 

居酒屋をもう一軒

 

串カツ 千里

 約20年前に某広告代理店の気の合うオヤジ営業マンから、

 「俺の焼酎あるから、500円会費で飲まないか!」って誘いがあって、「別に500円でなくてもいいジャン!」

 「でもよ!500円で飲んで帰れるって、凄くないか!」

 「まあな…?」と云いながら、面白そうだなので、そのお店「千里」へ出かけたものです。

   飲み物は当人ボトル置きの甲類焼酎。つまみは“冷や奴”。他に当店名物“串カツ”を一人前(二本)注文して合計1,000円以内でした。

 街中で便利でもありますので、そんなキッカケで行かせてもらってます。

 知る人ぞ知る!50年以上やってる有名な居酒屋さんです。

 

(写真と内容紹介、もっと続く/ちよっとまってね)